メルケアでの主な療育アプローチ

教育的介入プログラム(EIP: Educational Intervention Program)

個別学習室(児童発達支援)
個別学習室(児童発達支援)

私達メルケアみなとセンターは、発達に課題のある子どもたちへの療育支援活動のプラットホームであることを目指しています。かたや教室の中には、生活スキル、学業スキルの流暢性に困難を抱える、課題が解らないわけではないがスラスラと解けない、一人で継続して課題に取り組めない児童が多く存在します。平成17年に 発達障害者支援法が施行されましたが、保育、教育現場での取り組み、家族の理解、医療や社会からの支援など、その運用や社会システムとのコンビネーションは、欧米と比して20年遅れているといわれています。そうした中でメルケアでは、早期発見、早期療育のために、家族や医療、教育機関等と連携しながら支援の社会的価値を高め、実際的な成果を取り入れることを目的としています。

早期発見、早期療育をめざして

発達障害児に関するパーソナルカウンセリングや療育的指導を、児童及び保護者に対してカウンセラーと現場の先生と協働してサポートできる体制を作ることが大切です。こうした発達障害児童を持つ家族に対して、医療ケアからアセスメント、教育的介入までを横断的に行うことで、学齢期までには多くの改善が見られます。同時にファミリーストレスの解消のためのサポートができる体制の構築が必要です。子どもに課題が見られた場合、早期発見、早期療育は、本人にとって将来を決するぐらい大事な事であるということを、保護者と保育や教育に携わる方々が共有されることが何よりも重要です。

メルケアみなとセンターでは1歳前後からの療育をお受けしています。

発達検査とアセスメント

小集団学習室(就学前訓練)
小集団学習室(就学前訓練)

アセスメントとは、ただ障害を分類するだけではありません。どのような療育指導をもってどのくらい介入すればどこまで改善できるか、児童の特性によってさまざまですが、個別支援計画と相まって初めて効果的な指導や介入手法が見出されます。メルケアみなとセンターでは、利用者の療育の中で、保護者からのヒアリングやいくつかの発達検査を実施しアセスメントの作成や療育の指針の一つとして利用しています。検査の利用に関してはそれぞれの検査の特徴を理解して目的に合った検査を選ぶことが重要です。そして一つの検査や療育手法のみを実施するのではなく、対象となる子どもの支援のために必要な検査や手法を組み合わせてあくまで参考材料として実施していくことが大切です。例えば国際的な診断基準であるVinelandⅡは、適応行動、つまりどういう行動を実際にしているのか、支援があればできるのか、支援がなくても自分でできるのかといったことを同年代の一般的な集団の中で評価していくものです。潜在的に、ある行動が出来得るかではなく、実際にしている行動を評価し必要な支援内容を明確にしていくことを目的としています。医療的判断を伴う発達検査は、医療連携協定先である東京慈恵会医科大学付属病院にご依頼しています。(各種発達・知能検査

学習受容度と行動特性評価に基づく教育的介入

個別学習室(児童発達支援)
個別学習室(児童発達支援)

支援にあたり、児童の個々の特性を観察し、発達検査の結果を加味した支援を行いますが、大きく分けて、言語性能力では、聴覚的理解と記憶、単語の理解度、考えを話す能力、指示に従う能力、非言語性能力ではオリエンテーション能力(位置感覚や関係の判断)、運動能力(粗大・微細運動)、社会的行動(協調性、注意力、社会認知、適応能力や処理能力など)の行動特性の弱いところから介入(Intervention)していきます。教育的介入には、行動的介入、発達的介入、療育的介入、複合的介入、家族支援などがあります。一般的に知られているのが、ディスクリートトライアルトレーニング(DTT)や早期集中行動介入(EIBI)、現代型ABA(NLP)などの行動的介入、療育的介入にはコミュニケーションに焦点をあてた介入、感覚統合療法などで知られる感覚・運動的介入や聴覚統合訓練があります。その他の介入として分類されるものとして音楽療法などが挙げられます。

メルケアみなとセンターでの療育当初の教育的介入プログラムでは、ディスクリートトライアルによる伝統的な行動介入(DT-TB*)から開始し、児童の学習受容度と行動特性に合った教育的諸介入の連続体として各種介入を行っていきます。

DT-TB Discrete-Trial Traditional Behavioral Interventions

保育所等訪問支援による集団生活内での支援

児童福祉法による障害児通所支援には、児童発達支援(未就学児)、放課後等デイサービス(就学児童)、保育所等訪問支援の三種類がありメルケアみなとセンターではこの三種のサービスを一体として多機能型で提供しています。保育所等訪問支援とは、メルケアみなとセンターに通所しており、個別療育を受けている利用者が、保育所等での集団の中での行動観察と保育所等(幼稚園、小学校、中学校等や放課後クラブ等)の職員に対する当該児童の支援方法の助言等を行います。集団の中で出来なかった課題は、通常の個別支援にフィードバックされます。

言語聴覚訓練

通常の療育に加え下記の特別支援を実施しています。

言語聴覚士による言語発達訓練。構音訓練、発語訓練等

機能訓練専門員(PT/OT)による歩行訓練、体感訓練等

心理専門職による心理検査、アセスメント等

各種検定試験の団体受験施設

検定試験会場8階
検定試験会場8階

メルケアみなとセンターは下記検定試験の団体受験認定施設です。検定内容は右帯の各協会のウエブサイトをご覧ください。当事業所利用者が対象で受験料は無料です。

公益財団法人日本数学検定協会(算数検定)    年間3回実施

   (未就学児はかずかたち検定、小学生は算数検定、中学生から数学検定)

公益財団法人日本漢字能力検定協会(漢検)    年間3回実施

○公益財団法人日本英語検定協会(英検)      年間3回実施

 (未就学児~小学生:英検ジュニア)

医療連携

当事業所は東京慈恵会医科大学付属病院や各専門分野の医療機関と医療連携協定を締結しており、提携歯科での障碍児矯正歯科治療の同行支援、事業所専属の薬剤師による服薬に関するご相談などご利用者のさまざまなニーズに則した療育を提供しています。

ファミリーストレスの解消と家庭と連携した療育支援をめざします。

定員枠の関係で通所をお受けできないご家族には無料の相談をお受けしております。

日々の生活や療育、進学や教育問題、運動発達面だけではなく、言語、感覚、認知、精神や情緒面での発達に関してはメルケアみなとセンターの専門職員が随時、無料相談に応じさせていただきます。当施設は利用者と同時に兄弟の参加も自由で、支援員は付きませんが無料で一緒に学ぶことができます。

本ウエブサイトには発達障害という言葉が多く記載されていますが、これは法律や学術的に使用されている用語ですので当センターでは業務上そのまま使用しています。特に障害という単語に嫌厭の念を抱かれる方も多いとは存じますがご容赦下さいませ。

メルケアみなとセンターは児童福祉法に基づく児童の発達支援のための障害児通所支援事業所です。当事業所の事業は、社会福祉法第2条に定める第2種社会福祉事業です。

●支援区分 児童発達支援事業(重症心身障害以外)

○医療連携協定先

  東京慈恵会医科大学付属病院

  国立精神・神経医療研究センター病院

○東京都社会福祉協議会児童施設部会会員

○港区社会福祉協議会会員

〇千代田区社会福祉協議会

〇スペシャルニーズ歯科

  東京歯科大学水道橋病院

東京都指定児童発達支援事業所

東京都千代田区霞が関3-5-1

○実用数学技能検定(算数検定

 団体受験認定実施施設

日本漢字検定 団体受験認定準会場施設

英検Jr 英検グループ会場実施登録施設

NPO法第28条2-1による公告

東京都NPO法人サイトでの情報公開

障害福祉サービス事業所情報の公開  独立行政法人 福祉医療機構

業務の改善を図る措置等